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| はじめに |           | 
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| 二十代半ばの頃から四十年余、さまざまな形で日本のあちこち、時に近隣の外国を旅してきました。幸い、春と夏にまとまった休みを取りやすい仕事をしていた関係で、年に二回位、四、五日から十日ほど、列車やバスを乗り継いでの旅をしては気持ちを新たにして仕事に励んできました。旅をしている間は仕事のことを一切忘れ、旅に没頭することによってリフレッシュすることができたのです。 | |||||
| が、四十代の半ば、仕事に新たな要素が加わったため、ストレスがかなり増えてその解消法を考えなければならなくなりました。ちょうど、それまでの列車やバスを乗り継いでの普通の旅行で日本の主要な観光地はほとんど回ってしまっていて、列車やバスでは行きにくい所ばかりが残ってしまっていたこともあって、四十六歳で初めて自動車の運転免許を取りました。以後の旅行はほとんど車を使ってのものになりました。 | |||||
| 六十歳で定年退職するまではほとんど小生一人での旅行でしたが、その年に退職記念と言うことで京都から西に行ったことがないという連合いを助手席に乗せて九州を二週間ほど回ったのを機に、毎年一回は二人で十日から二週間くらいのドライブ旅行に出かけるようになりました。小生はそれまでに国内の有名な観光地はほとんど回ってしまっていたこともあって、それからの長期のドライブ旅行のコースは連合いの行ったことのない主要な観光地を回ることを中心に、小生の行ったことのないところ、行きたい所をそれにプラスしたものという形になることが多くなりました。このサイトで紹介する、ここ数年の、四国、東北、九州、北陸、山陰・山陽などのドライブ旅行の記録はこのような事情のもとでの旅行の記録であることをご承知おきいただきたいと思います。 | |||||
| 一人で電車・バス旅行をしていた頃から最近の連合いと二人でのドライブ旅行に至るまで、小生が意識してとってきた基本的な旅行のスタイルがあります。それは次のようなものです。 | |||||
|    1 全体の行程案、日程案はあまり細かく立てない。 その日の天候等を見て、行き先や回り方を適宜変える。  | 
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|    2 宿泊先の事前予約は原則としてあまりしない。 前日に二、三カ所の案は考えておくが、午後二時か三時頃になって今日はどこまで 行けそうかという目途が立ってから宿を探し、決める。前項1と関係するが、予約した りして翌日の行き先等を限定されてしまわないようにする。  | 
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|    3 宿泊・食事にあまりお金をかけない。 雨露をしのげればよいという考えで、安いビジネスホテルや旅館を探して泊まる。  | 
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|    4 一カ所でもより多くの所を見て回ることを基本にする。 気に入った所やいいなと思った所ではかなり時間をとったりするが、買い物・食事等 にはあまり時間をとらない。  | 
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|    5 歴史・文化・文学・美しい自然景観等に関係する所を中心に見て回る。 | 
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| 「旅行の仕方」については人によってさまざまな考え方があります。連合いとの間でも当初は考え方の違うところがあったりもしましたが、適宜、状況に応じての修正をしながら、基本的には現在もほぼこのような考え方で旅をしています。 | |||||
|  ここにその記録を掲載するドライブ・旅行も基本的には上に記したような考え方のもとでのものであることをご承知おきいただきたいと思います。 考え方によって、参考になるところとならないところがあると思いますが、ドライブ・旅行をしようとしてコース等を考える際に、ごく一部でも参考にしていただけるところがあれば幸いです。  | 
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|  なお、使用した車は、2002年の九州一周旅行までは、カーナビなしの「NISSAN PRESEA」、以後はカーナビ付きの「NISSAN X-TRAIL」です。運転者は現在までずっと、どの旅行でも全行程小生一人です。 | 
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| 2008年5月 山寺 行好 | |||||
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